キツイ職場ブラック企業からはとっとと逃げろ・人生の真実 男性会社員の名言

本ルポは、恒例企画「人生の真実とは?」だ。

街のオッサンやオバチャンたちに「若かりしころの自分に会えるとしたらどんなアドバイスをしてあげたいか」を尋ねて回るという内容だが、今回は舞台をいつもの東京から大阪に変えて調査することにした。

願わくば、関西人ならではの人生観がポンポンと飛び出してほしいものだ。

ではお聞きします。若かった自分に教えてあげたい人生の真実とは何ですか?
キツイ職場からはとっとと逃げた方がええ
大学を出てウェディング系の会社に入ってんけど、そこが腰を抜かすほどキツい職場で。1日16時間労働とかフツーやし、毎月の残業もたしか100時間オーバーやったんやないかな。
もうとにかくキツイしシンドイねん。今で言うたら、もろにブラック企業や。
おまけに給料もめっちゃ少なかったし、すぐに辞めたなって、大学時代の部活の先輩に相談してん。
自分、この会社に居続けたらそのうち体を壊します、転職した方がええですよねって。ところが、先輩は「あかん辞めるな」と。
シンドイことから逃げること覚えたら、逃げグセがついて結局、苦労すると。
まあ、そんな感じのことを言うわけ。
俺もアホやったから、たしかにその通りかもなぁと思うて我慢して続けることにしたんよ。
そしたら、2年後には入院するハメになってもうて。
それも胃潰瘍うつ病のダブルパンチやで。
もう、かなんわ。そやし、俺が言いたいのはな、
キツイ職場は我慢なんかせんと、とっとと逃げた方がええでってこと。逃げグセがつくとかどうでもええ。ムリして体壊す方が絶対に損やんか。
ツライことから逃げ出すのを潔しとしないこの国の風潮に、一石を投じる意見かと。同じ境遇の人には刺さったのでは?